
今の時代にフィットする 『青木良太さんの器(和食器店 桃居)』
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1978年富山県生まれ。愛知県の大学を卒業後、多治見市陶磁器意匠研究所卒業。岐阜県土岐市に工房を構える。国内外の賞を数々受賞し、2004年にはスイスに留学。昨年はフランス人とスイス人との3人展をフランスで開催。今年も国内外の個展に忙しい。
青木さんの器には、洋服さながらにメンズラインとレディースラインがある。「ロックグラスのようなどっしりとしたものが作りたくて」と生まれた「シリンダー」はメンズライン。
こちらはレディースライン。屏風や着物の文様を思わせるデザインに思わずハッとさせられる。器の名は「ラグジュアリー」。細かく刻んだ金箔と銀箔を丹念に貼り込んだボウルは、内側から文様が透けて見えるほど薄くて繊細。緻密さの中に青木さんの人間性が映し出されている。
スイス留学の結果、生まれたのがこの器。ふたつのボウルを合体させた、まるでオブジェのような「ボル・ブラン」。異次元の世界に迷いこんだような、不思議な感覚に捉われる。
青木さんの器はツルンとして轆轤目がない。「よく轆轤目から作り手の温もりを感じるって言うでしょ。でもそれって嘘っぽいと思うんですよね」と青木さん。なんだか、らしい。
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【Release】 07.08.10
【取材文】 和田紀子
【写真】 和田紀子
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