ラベイユ

めくるめくはちみつワールド 『ラベイユ』

3月8日は「みつばちの日」。みつばちと言えば、はちみつ。というわけで(もないのだけれど)、はちみつ専門店「ラベイユ」にお邪魔した。2001年9月にオープンして6年目を迎えるこのお店は、現在のはちみつブームの仕掛け人的存在。お店には、日本をはじめ、フランス、スペイン、ギリシャなど、世界中からやってきた9カ国60種類ものはちみつが並んでいる。ひと口にはちみつとは言っても、花によって、その色や香り、味はもちろんのこと、とろ~り加減もまったく違う。同じ花でも、土地が違えば、まったくの別もの。ここに広がるめくるめくはちみつワールドが、はちみつを選ぶ楽しさ、使い分ける楽しさを教えてくれる。

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そもそもはちみつは、どうやって作られるのか。みつばちは花から吸い上げた蜜を自分のお腹の中に蓄えて巣に運び、それを巣で待機しているみつばちに口移しする。蜜を託されたみつばちは、呼吸をしながら蜜の水分を飛ばして巣房に貯蔵。それが溜まると今度はまた別のみつばちが蜜蝋を出して蜜を密閉し、こうしてはちみつは完成する。本来なら、幼虫やみつばちの食料となるはずのはちみつだけれど、それを私たち人間が頂戴しているわけだから、みつばちたちには本当に頭が下がる。みつばちの体を通した自然の恵みが、養蜂家を介して私たちの元へとやってくる。はちみつはまさに、自然とみつばちと人間の共同作業から生まれた奇蹟の甘露なのだ。

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最近のはちみつブームは、ロハス・ムーヴメントの影響からくる自然回帰の流れのひとつであるには違いないけれど、「はちみつの魅力は、こうしたバックストーリーにこそあると思います」と広報の矢島朋子さん。ただおいしいだけではない。その向こう側には自然があり、みつばちがいて、そして養蜂家がいる。はちみつには、そうしたつながりがはっきりと見える。それを知れば、ますますおいしさを感じるし、ちゃんと味わいたいと思う。まずはテイスティングでそれぞれの違いを知って、単なる「はちみつ」ではなく「レモンのはちみつ」とか「もみの木のはちみつ」というふうに選べるようになれたらもっと楽しい。量り売りもしれくれるので、少しずつ揃えて、あれこれ使い分けてみたい。

ラベイユ

『ラベイユ』

住所東京都杉並区天沼3丁目6-23
最寄り駅荻窪駅
TEL03-3398-1778
営業時間10時~19時(金曜日のみ日没まで)
定休日土曜日
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