Green Soul Food

あつあつオニオングラタンスープ・餅編

あつあつオニオングラタンスープ・餅編

屋根にも、庭の落葉の上にも、霜が降りるようになりました。猫の愛する場所は、日溜まりと膝の上に変わりました。

このタマネギスープ、ずっと作ってきました。息子たちも、餅好きだった夫にも、かなり好評。愛も飢えも満たされる一品と自負しています。移り住んだ頃は近くにスーパーもなく、お財布の中身もかなり心細いものでした。工夫のレシピはこの状況から生まれ、少々具材も贅沢になって、今も重宝しています。

なつめの甘露煮コーンスープなど、「次のシーズンにお試し下さい」のお料理ではなく、これは、これから作ることのできる一品です。お正月のお餅が余った時に、また残しておいて召し上がってみて下さい。笑顔のこぼれるあつあつスープですから。

ずっと荷物を貯めた開かずの間を片付け始めました。古い手紙の束をストーブで燃やしました。マッチ売りの少女の夢のよう。ほんの少し、まわりが温まりました。しゅんしゅんとお湯が沸き、心地よい時間が過ぎてゆきます。巡る冬を重ね、持つことのできた大切なひとときと思います。

《オニオングラタンスープ・餅編/2人分》

〈材料〉
・タマネギ 2個
・にんにく 1片
・小麦粉 小さじ1
・スープストック(または固形スープ) 3カップ分
・サラダオイル(バターでも可) 大さじ1
・雑穀丸餅(お餅なら何でも) 2個
・溶けるチーズ(または粉チーズ) 1カップ
 今回は近くの農場のチーズも使いました。
・塩、こしょう

〈作り方〉
(1)タマネギを薄くスライスして、サラダオイルでアメ色になるまでよく炒める。小麦粉を入れて炒める。
(2)スープを入れて、煮る。
(3)餅を焼く。ニンニクの小片の先を切って、熱い餅の表面に香りをこすりつける。
(4)耐熱の器にタマネギスープを入れ、餅をのせる。チーズをたっぷりかけて、約180度~200度で、チーズが溶けて表面が少しきつね色になるまで焼く。
※揚げたお餅はさらにこってり、美味この上なし。ただし、太ることうけあい。

06.11.27

【文】萩尾エリ子  【写真】原田留里

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