Green Soul Food

ニヨンスの黒いオリーブと

ニヨンスの黒いオリーブと

南仏に出かけました。
拠点としたニヨンスの町で、協同組合が出荷しているオリーブを買いました。
南仏は、この数年異常気象、旱魃が続いているとのこと。帰れば、長野県は大雨。近隣の町に大きな被害が出ました。私たちの庭も、かなり傷みました。やっと陽の差した日、気を取り直して、プロヴァンス風ならぬ蓼科風、お米のサラダを作ることにしました。

ニヨンスの黒いオリーブに似合う色と味を探す。古代米の渋い赤、採れたての瑞々しいインゲンとピーマン、セロリの黄緑と白、キャベツは紫がいい。茹で卵の黄色と白は外せない…。

下ごしらえをしていると、83才の母が「きれいねえ、何てきれい。年を取ると何げない美しいものに感動しちゃう。」と、何度も言います。父を介護しながら、つい愚痴の出る母からの、嬉しい言葉です。

はるばると運んだオリーブの実と、夏の野菜に感謝。母上、私もこの地に来てから確実に感動の数を増やしておりますが。

《蓼科風オリーブとお米のサラダ》

〈材料-サラダ〉
・オリーブの実 大さじ1
・古代米 1カップ
・セロリ 1本
・インゲン ひとつかみ
・紫キャベツ 4~5枚
・ピーマン 3個
・フレッシュハーブ(タラゴン、マジョラム、バジル)
・ドライハーブ(ウインターセボリ。南仏の畑でいただいたもの)
〈材料-ドレッシング〉
・バルサミコ酢 大さじ1
・オリーブ油 大さじ1
・塩、こしょう 適量
・いただきもののマンゴ、ライム入り黒酢 少々

〈作り方〉
(1)米はかために炊く。玄米、ワイルドライス、白米など、あるものまたはお好みで。
(2)米にオリーブオイルをからめ、塩、こしょうする。
(3)野菜はそれぞれ小さく四角に切り、それぞれにオリーブオイルをからめておく。
(4)オリーブの実の種を取り、四つ切りにする。
(5)材料を全て、冷蔵庫で冷やしておく。
(6)食べる直前にドレッシングとちぎったハーブを混ぜる。

06.07.24

【文】萩尾エリ子  【写真】原田留里

ホーム > エッセイ > Green Soul Food > ニヨンスの黒いオリーブと