Green Soul Food

今でもパンケーキ

今でもパンケーキ

今までいくつ、おやつのパンケーキを焼いたでしょう。
使いこまれた鉄製のフライパンは、大、中、小。外の染色用コンロで、大きな大きなあつあつを焼いて、そのまま切り分ければ、スタッフとお客様は目を見張り、鼻を動かす。これが以前開いていた、伝説の“ワイルド・デイジー・カフェ” — かなり勝手な意見ですが — のコンセプト、原点です。

地元の農産物を売るところで、とうもろこし粉を見つけましたから、今日はほんのり黄色いパンケーキです。卵と牛乳は近くの農業大学のもの、小麦粉も国内産。無理をしない程度に手に入る良質のものが、さらに味をよくします。

蓼科も梅雨に入りました。緑は洗われ、空気は美味。有難い、高原ならではの6月です。晴れ間に焼くパンケーキに笑みがこぼれ、雨の日のティーブレイクに頬がほころぶ。バターをたっぷりと浸みこませ、シロップもジャムも好きなだけ。形も焼き色も、大小も、気にしない。思いたったら、あつあつ。
私たちの定番、簡単おやつです。

《とうもろこし粉のパンケーキ》

〈材料〉
・卵 2個
・牛乳 1/2~2/3カップ
・蜂蜜 大さじ1
・薄力粉 1カップ
・とうもろこし粉 1カップ
・ベーキングパウダー 小さじ1
・植物油 少々

〈作り方〉
(1)ボウルに卵、牛乳、蜂蜜を入れ、よく混ぜる。
(2)薄力粉、とうもろこし粉、ベーキングパウダーをふるい入れ、混ぜる。
(3)フライパンに油をひいて、パンケーキを焼く。
(4)熱いうちにたっぷりのバターをのせる。

06.06.19

【文】萩尾エリ子  【写真】原田留里

ホーム > エッセイ > Green Soul Food > 今でもパンケーキ